金融関係「ゆ」
有効期限
金融関係に限らず広く一般的に使われている言葉です。 金融関係ではクレジットカードの利用可能期間を有効期限で設定しています。 過去のカード使用に問題がなければ、有効期限が近付くとクレジットカード会社は新しいカードを再発行してくれます。 古いカードとは入れ替えで利用することになりますので、古いカードを細断などで利用不能として破棄した後、新しいカードを利用する様にしましょう。 なお、新カードの裏面には署名欄がありますので、使う前に自分の署名をしましょう。 署名がないクレジットカードは有効なカードとして認められず、お店での使用を断られる場合があります。
有限会社
2006年5月1日まで認められていた日本国内での会社組織形態の事です。 現在は、有限会社を新規設立することはできません。 株式会社は株式によって広く一般から資金集めを行うため会社の決算内容の公表が義務付けられているが、有限会社では決算内容を公表する義務はありません。
郵貯シフト
1990年後半のバブル崩壊後に北海道拓殖銀行や山一証券の様な大手金融機関の経営破たんが発生しました。 その時に、個人の預金が民間銀行から当時国営の金融機関であった郵便局の貯金に乗り換えが起こった現象の事です。 郵便局は国営であったため倒産リスクがほぼゼロという事から預金シフトが発生しました。
ユーザンス
支払い猶予期間の事です。お金を借り入れしてから返済を開始するまでの間の期間です。 ローンやキャッシング、クレジットカード使用の際に設定をされます。
融資
お金を貸し出すローンやキャッシングサービスの事です。 使い道が限定されないフリーローンと使い道が決められている目的ローンがあります。 銀行ローンは総量規制で借入れ額を制限されることはありませんが、消費者金融のキャッシングは総量規制で借入額は制限されます。 ただし、融資を受ける際の審査は消費者金融のキャッシングより銀行ローンの方が厳格です。 返済は毎月1回行い、支払い利息は前月の借入額に対して決められるのが一般的です。
融資限度額
キャッシングカードやローンカードの申し込みをした際に、申し込み者ごとに設定される貸付限度額の事です。 融資限度額をMAXとして、その金額までは自由に借り入れをすることができます。 融資限度額の上限値の引き上げを希望する場合には、カード会社に連絡をして、再審査を受けることになります。 所得が増えて返済能力が高まった、過去に返済遅延などを起こさなかったなどの利用実績が認められれば、融資限度額の引き上げを行ってもらうことができます。
融資利率
借りたお金に対する利息の割合の事です。法律で利率は実質年率で表示することが義務付けられています。 一般的にキャッシングは借入額に対応した固定金利の場合が多いです。 銀行ローンの場合は、公定歩合などの市場金利と連動した変動金利ローンと金利を契約時に設定した値に固定する固定金利ローンがあります。
有担保ローン
お金を貸し出す際の条件として担保物件を必要とするローンの事です。 万一、お金を借りた債務者が借りたお金の返済をすることができなかった場合には担保物件の売却代金で返済の充当が行われます。 お金を貸し出す金融機関としては貸し倒れリスクを軽減させることができるため、有担保ローンは高額融資かつ低金利で貸し出されることが多いです。 代表的な有担保ローンとしては、マイホームを購入する際に融資される住宅ローンがあります。 住宅ローンは、購入した家を担保として抵当権が設定され上で貸し出されるのが一般的です。