プロミスの一次審査と二次審査の内容

 

審査結果

プロミスでお金を借りるためには、申込みをした後に審査を受けなくてはなりません。

その審査は一次と二次の二段階に分かれています。

プロミスの一次審査と二次審査では、どのように内容が異なるのかを見てみましょう。

→ プロミス申込み


 

プロミスの一次審査の内容

 

プロミスのウェブサイトから申込みをした後に、まずは一次審査が始まります。

一次審査は、仮審査と呼ばれることもあります。 プロミスの一次審査では以下のような事が行われます。

【一時審査の内容】
  • プロミスの申込条件をクリアしているかをチェック
  • 信用情報内容を照会

一次審査はコンピューターで行うため、基準に満たない人は即落とされて、メールなどで審査落ちの連絡が来るのみです。

プロミスの申込条件をクリアしているかをチェック

【プロミスの申込条件】
  • 申込者本人に安定収入があること(学生、主婦でもバイトやパートで継続的な安定収入があればOK)
  • 年齢は18歳以上、74歳以下(※1)
  • Eメールアドレスを持っていること
  • プロミスの利用は初めてであること
  • 申込者本人であること

プロミスの申込条件は、18歳から74歳(※1)までの安定した収入のある人と定められています。

この条件に当てはまらない人は、細部をチェックする二次審査を受けることはできません。

信用情報内容を照会

第三者機関である信用情報機関に、申込者の信用情報内容を照会します。

信用情報機関とは、金融業界が共通して利用している顧客の借金に関する情報データベースです。

借入の申込みがあった場合に、個人の他社借入れ状況などを確認するために利用されます。

信用情報機関に登録されている情報は、下表の内容で、借入れに関するかなり詳細な個人情報が記録されていることが分かります。

信用情報機関の登録情報(プロミス会員規約第21条)
項目 登録情報
個人を特定するための情報 氏名・生年月日・住所・性別・電話番号・運転免許証等の記号番号・勤務先・勤務先電話番号など
契約内容に関する情報 契約の種類・契約日・契約金額・商品名・貸付日・貸付金額・保証額など
返済状況に関する情報 残高金額・入金予定日・入金日・完済日・延滞・延滞解消など
取引事実に関する情報 債権回収・保証履行・債権譲渡・強制解約・債務整理・破産申立など
申込みに関する情報 本人を特定する情報(氏名、生年月日、電話番号と運転免許証の記号番号など)と申込日、申込商品種別など

プロミスでは、信用情報機関として、日本信用情報機構(JICC)とシー・アイ・シー(CIC)の2社を利用しています。

プロミスへ申込みをした場合には、コンピューターによる自動チェックで信用情報機関に申込者の情報が無いかを確認します。

コンピューターによる自動チェックでは、信用情報機関に問い合わせをして、過去に返済の延滞や自己破産などを行って、いわゆるブラックリストに載った状態ではないか、直近の他社借入状況に問題はないか等をチェックします。

過去に金融事故を起こしている人や明らかに借入先の数や債務金額が多すぎる人は、この時点で審査に落ちてしまいます。

ちなみに、過去に金融事故を起こした方でも、返済遅滞のケースでは契約終了から約5年、自己破産などの債務整理のケースでは契約終了から8~10年程度で信用情報機関に記録されていた情報は消去されます。

ですから、1度金融事故を起こしたら、一生どの金融機関でもお金を借りる事が出来なくなるというわけではありません。

たとえ、過去に金融事故を起こしていても、所定期間が経てば、また借り入れができる様になります。

※1:申込時に年齢が18歳または19歳の場合には、収入証明書の提出が必要。また、高校生(定時制高校と高等専門学校を含む)、及び収入が年金のみの方は申し込みは不可。

 

プロミスの二次審査の内容

 

二次審査はいよいよ本審査を行います。

プロミスの一次審査にクリアした人のみ二次審査に進むことができます。

一次審査の方が難関なので、一次審査さえクリアすれば二次審査はそれほど難しくありません。

具体的には、次の様な項目の確認が行われます。

【二時審査の内容】
  • 在籍確認により勤務事実を確認
  • 申込者による必要書類の提出
  • 申告内容の相違(ミス)の確認
  • 利用限度額と貸付金利を決定

在籍確認の実施

在籍確認とは、プロミスの審査スタッフが申込者の職場へ電話連絡をして、本当に勤務先として申告した会社に勤めているのかの勤務事実を確認する作業です。

安定した仕事に就いていて、返済能力があるのかを調べるために行われます。

在籍確認の会社への電話は、二次審査の時点で行われ、一次審査で落ちる人には在籍確認は行われません。

ここで、心配になることは、プロミスでお金を借りて借金をしようとしていることが会社バレてしまわないかという事です。

でも、在籍確認で会社バレすることはまずないので安心してください。

プロミスでは会社バレしない様に、申込者の勤務先に電話を掛けるときには、プロミスという名称を出さずに審査担当者の個人名で掛けてきます。

さらに、電話番号は非通知で電話をしてくるので、掛けてきた電話番号からプロミスだとばれてしまう事もありません。

また、プロミスから電話が掛かって来た時に出張や外回りの営業の仕事などで、「たまたま不在だった場合はどうしよう」ということも心配になりますよね。

でも、在籍確認の電話があった時に、たとえ申込みをした方が不在だったとしても大丈夫です。

会社でプロミスからの電話を受けた方が、「○○さん(申込者)は、本日は不在です。」といった回答をすれば、それで在籍確認はOKとなります。

ちなみに、どうしても勤務先へ電話を掛けてこられたら困るという方は、プロミスに申込みをした直後に、プロミスと相談をする様にしましょう。

申込み事案によっては、電話を使わずに在籍確認を実施してもらえる可能性があります。

在籍確認は多くの人にとって嫌な手続きですが、在籍確認まで来たら、ほぼ融資は確実だと思ってよいでしょう。

申込者による必要書類の提出

プロミスの二次審査では、申込者に本人確認書類などの身分証明書をプロミスに送って貰います。

申込みをしたお客さまの電子メールアドレスにプロミスから「書類提出のお願い」という電子メールが届きます。

プロミスに提出する書類は、必須の提出書類である本人確認書類と、特定条件に合致した場合のみ提出が必要な収入証明書類があります。

プロミスに提出することが出来る本人確認書類は下表のいずれか1つです。

プロミスに提出可能な本人確認書類
書類 備考
運転免許証 結婚して苗字が変わった、引越しをして住所が変わったなどの変更事項がある場合には、両面を画像データ化
パスポート 運転免許証の無い方のみ可/顔写真と住所のページを画像データ化

また、「借入希望額が50万円超」あるいは「借入希望額と他社からの借入残高の合計額が100万円超」の方は、収入証明書の提出も要求されます。

プロミスへ提出可能な収入証明書類は下表のいずれか1つです。

プロミスに提出できる収入証明書類
書類 備考
給与明細書 原則、直近2か月分の給与明細書と1年分の賞与明細書、ただし、ボーナスが無い方は賞与明細書は不要
源泉徴収票 最新の書類を用意する事
確定申告書

プロミスへの一般的な書類提出方法は、スマートフォンや携帯電話付属のカメラやデジカメ、あるいはスキャナなどで必要書類の画像データを撮り、そのデータをメール添付でプロミスに送信をします。

また、プロミスの専用スマホアプリを使って、必要書類の画像データの送信をすることもできます。

なお、プロミスに提出する書類は、有効期限内または現在有効なものである必要があります。

画像撮影前に書類が有効期限切れとなっていないかを良く確かめてから書類の撮影を行いましょう

申告内容の誤り確認

他社借入額や住所など、申込時に申告した内容に間違いがないかをチェックします。

申込み内容に誤りや不備があった場合には、プロミスから申込者の連絡先に担当者個人名で電話が来ることがあります。

申込み時の記入内容にミスがあると、二次審査の完了までに時間が掛かってしまう原因となるので、申込みの記入の際には内容をよく確認してからプロミスにデータを送る様にしましょう。

利用限度額と貸付金利の決定

どれくらいまでならお金を貸すことができるか、貸付内容を詰めていきます。

申込みをした方の年収と、希望借入額、そして他社からの借入残高などから利用限度額を決定します。

利用限度額とは、最大いくらまでプロミスから借入をすることが出来るかの借入最大可能金額です。

利用限度額の設定が低額だと貸付金利の値は高く設定をされ、逆に利用限度額の設定が高額だと貸付金利の値は低く設定をされます。

通常は、初めてプロミスに申込みをして利用の場合は、利用限度額は低額で貸付金利は最大値が適用されます。

プロミスで何度も借入と返済を繰り返して、利用実績が出来れば、利用限度額のアップと貸付金利のダウンが可能となります。

 

プロミスの審査に落ちてしまったら

 

プロミスで審査落ちをしてしまった場合、落ちた理由はプロミスの審査担当者に聞いても教えてくれません。

だから、審査に落ちた場合は、その原因を自分なりに考える必要があります。

よくある融資の審査に落ちる理由には、以下の事柄があります。

  • 他の金融機関に借入があり、その借入合計額が年収の1/3を超えている(貸金業法の総量規制)
  • 他の金融機関で借金返済が出来ず、債務整理をした(ブラックリスト)
  • 複数の金融機関に立て続けに借入の申込みをした(申込ブラック)
  • 収入が不安定で月ごとの収入のバラツキが大きい
  • 会社勤めをしてから1年も経過していない
  • 在籍確認ができなかった
  • 対面審査で不審な行動をとった

貸金業法の総量規制による審査落ち

プロミスなどの消費者金融には貸金業法という法律が適用されます。

貸金業法には総量規制(貸金業法第13条の2第2項)という条文があります。

総量規制では、全ての貸金業者の個人への貸付合計額は、借主である個人の年収の1/3を超えてはならないという貸付制限を定めています。

そのため、既に他の消費者金融やクレジットカードのキャッシングで年収の1/3以上の借入れをしている場合には、プロミスに申込みをしても審査落ちします。

この総量規制は、借金のしすぎで多重債務者となるのを防止するために作られた法律です。

総量規制に引っ掛かる様なら破綻予備軍なので、お金を借りる事より、借金を減らすことに注力をするべきです。

ブラックリストによる審査落ち

プロミスに申込みを行った後に一次審査が行われますが、その一次審査では、信用情報機関へ申込者の個人情報の問合せが行われます。

この時に、過去に返済遅滞や自己破産などの債務整理、いわゆる金融事故を起こしていないかの確認が行われます。

金融事故の事実があった場合は、ブラックリストに載った状態なので、審査落ちしてしまう事になります。

信用情報機関に記録されている金融事故情報は、所定期間が経過すれば、自動的に消去されます。

そのため、過去に金融事故を起こしているのなら金融機関からお金を借りるには、信用情報機関に記録されている金融事故情報が消えるまで待つしかありません。

なお、信用情報機関に登録されている自分の情報は、信用情報機関で信用情報の開示手続きを行う事で、千円程度の費用で自分で調べることが出来ます。

申込ブラックによる審査落ち

一般的に、消費者金融の審査に落ちてしまったら同じ消費者金融には少なくとも半年以上経ってから再度借入の申込みをする必要があります。

そのため、仮に審査に落ちた原因が分かったとしても、プロミスの審査に落ちたなら、半年以上待ってから再度プロミスに申込みをすることになります。

ここで、気を付けなければならないのが、絶対にお金を借りたいからと言って、1度に4社以上の消費者金融に立て続けに借入の申込みを行わないことです。

消費者金融に借入の申込みをしたという情報は、消費者金融業界で共有している信用情報機関という顧客情報を管理する機関に記録をされます。

短期間に立て続けに複数の金融機関に借入の申込みをすると、このお客はよっぽどお金に切羽詰まっていると判断されて、申込みをした全ての金融機関で審査に落ちてしまう結果となります。

これが、いわゆる申込ブラックという状態です。

一般的には、1ヶ月の間に4社以上の金融機関に借入の申込みをすると申込ブラックになると言われています。

だから、プロミスは審査に落ちたけど、他の金融機関に借入の申込みをして、お金をすぐに手に入れたい。

その様に考えても、1ヶ月の間に借入の申し込みをする金融機関は審査落ちしたプロミスを含めて3社までにとどめておくべきです。

収入が不安定による審査落ち

雇用状況が単発アルバイトや日雇い労働といった場合には、プロミスの申込条件の「安定した収入」の要件を満たさないため、審査に落ちてしまいます。

「安定した収入」の要件を満たすには、バイトやパートの様な所得の低い仕事でも良いので、長期間、同じ勤め先から毎月収入を得ているという事実が必要となります。

勤務実績がないことによる審査落ち

プロミスの審査に通過するためには、最低でも1年間程度は同じ勤め先で働いているという事実があった方が良いです。

もし、プロミスから収入証明書類の提出を求められて、源泉徴収票を提出するとなった場合でも、1年間勤めていればまともな年収額を提示できます。

在籍確認ができなかったことによる審査落ち

雇用形態がバイトやパート、派遣社員などで、スタッフの数が多くシフト制の仕事をしている場合は、必ずしも在籍確認の際に電話を受けた会社の人が申込者の名前を把握しているとは限りません。

その場合、電話を受けた人が「その様な者は会社には居ません」という回答をしてしまい、在籍確認で不合格となってしまうことが考えられます。

そうならない様に、会社で電話を受ける方に、自分の名前を憶えてもらうなどの確実に在籍確認ができる段取りをすることにも気を配る必要があります。

また、当然のことですが、職場の情報に誤りがあり連絡がつかなかったり、前の職場情報を伝えるなど虚偽の報告があったりする場合も審査に落ちてしまいます。

対面審査で不審な行動をとったことによる審査落ち

プロミスの自動契約機では、対面審査も実施されます。

対面審査とは、実際に申込者の態度などをチェックする審査のことです。

対面審査で落とされることは滅多にないのですが、明らかに怪しい行動があれば融資を見送られてしまいます。

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【まとめ】

  • プロミスの一次審査は、申込条件、信用情報がチェックされる
  • プロミスの二次審査では、在籍確認と申告内容の誤り確認、具体的な貸付内容の決定が行われる
  • もし、一時審査、あるいは二次審査で落ちてしまったらプロミスでは理由を教えてくれないので自分なりにその原因を考えることが大切
  • プロミスの動契約機で申込みをした場合は、申込者の態度や行動もチェックされる
急ぎならプロミス 
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