消費者金融からのキャッシングに否定的な人でも、クレジットカードには意外と理解を示すことが多いです。
クレジットカードは海外でも常識で、持っていないと旅行する時に不便になります。
実はクレジットカードでも現金でお金を借りることができるのですが、プロミスカードで借りる場合とどちらが得なのでしょうか。
→ プロミス申込み
プロミスとクレジットカードのキャッシング比較一覧
「プロミス」と日本の代表的なクレジットカードである「VISA」と「JCB」のキャッシング機能を対比しました。
【基本情報】比較項目 | プロミス | VISA(※1) | JCB(※1) |
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貸付金利[実質年率] | 4.5%~17.8% | 18.0% | 15.00~18.00% |
遅延利率[実質年率] | 20.0% | 20.0% | 20.00% |
利用限度額 | 1万円~500万円 | 0万円~50万円 | 1万円~500万円 |
年会費 | なし(無料) |
1,250円(税別) インターネット申込みで初年度年会費無料 以下の要件を満たすことで翌年度以降も年会費無料 ・「マイ・ペイすリボ(※2)」登録 ・クレジットカードの買物利用 |
1,250円(税別) 以下の2条件を満たすと、翌年の年会費無料 ・MyJチェック(※3)の登録 ・年間合計50万円(税込)以上のショッピングの利用 |
担保・保証人 | 原則不要 | 不要 | 不要 |
比較項目 | プロミス | VISA(※1) | JCB(※1) | ||||||||||||||||||||||||||
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お金の借りやすさ | ○ | △ | △ | ||||||||||||||||||||||||||
お金の返しやすさ | ○ | △ | △ | ||||||||||||||||||||||||||
土日祝日の融資 | ○ | △(利用手数料が掛かる) | △(利用手数料が掛かる) | ||||||||||||||||||||||||||
借入方法(無料) |
・振込キャッシング(インターネット) ・振込キャッシング(プロミスコール) ・プロミスATM ・三井住友銀行ATM |
口座振込(インターネット、電話から申込み) | 口座振込(インターネット、電話から申込み) | ||||||||||||||||||||||||||
借入方法(有料) | 提携ATM | CD・ATM(コンビニ、銀行・ゆうちょ銀行などの金融機関) | CD・ATM(コンビニ、銀行) | ||||||||||||||||||||||||||
返済方法(無料) |
・インターネット返済 ・口座振替(口フリ) ・プロミスATM ・三井住友銀行ATM ・マルチメディア端末(ファミリーマートのFamiポートとローソンとミニストップのLoppi) |
口座振替 | 口座振替 | ||||||||||||||||||||||||||
返済方法(有料) |
・銀行振込 ・提携ATM |
・銀行振込 ・CD・ATM |
・銀行振込 ・CD・ATM |
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返済方式 | 残高スライド元利定額返済方式(リボ払い) | 毎月元利定額返済(リボ払い) | 毎月元金定額払い(リボ払い) | ||||||||||||||||||||||||||
約定返済の返済期日 | 5日、15日、25日、末日から選択(三井住友銀行またはジャパンネット銀行以外の金融機関から口座振替で返済をする場合は返済期日は5日のみ) | 10日、26日 | 10日 | ||||||||||||||||||||||||||
月々の約定返済額 |
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会員向け優待サービス |
・プロミスインターネット会員サービス(振込融資、ネット返済、取引履歴照会、ポイントサービス、契約内容確認など) ・30日間無利息サービス(※4) ・プロミスのポイントサービス |
・ポイントサービス [ワールドプレゼント](景品との交換や他ポイント[Tポイント・楽天スーパーポイント・マイル]への移行が可能) ・旅行傷害保険[傷害死亡・後遺障害の場合]:最高2,000万円(事前に旅費などを当該カードで支払う事) ・カード利用代金WEB明細書サービスの利用で年会費500円+税を割引 |
・Oki Dokiポイントプログラム(バラエティー豊かな商品と交換) ・インターネットサービス「MyJCB」(利用代金明細、利用可能額、ポイント残高の確認など) ・JCBの優待(クーポンとカード提示または利用でグルメ・ショッピング・レジャー・エンタメなどで割引や特別サービス) ・旅行傷害保険[死亡・後遺障害の場合]:国内・海外ともに最高3,000万円(MyJチェック(※3)登録とJCBカードでの旅行費用決済が必要) |
※1:VISAは、国内で最もメジャーな三井住友銀行VISAクラシックカードのデータです。JCBは、JCB一般カードのデータです。
※2:毎月の最低支払い金額を5千円とし、支払金額をお客さま自身に決めて頂く支払い方法です。
※3:カード利用代金明細書の送付停止サービスです。
※4:初めてプロミスを利用される方で、メールアドレス登録と、「Web明細」の選択が必要です。
プロミスとクレジットカードの金利を比較
プロミス > クレジットカード
プロミスの貸付金利は上限が17.8%です。
クレジットカードの金利は、ショッピングの決済に利用した場合は返済回数によって変動します。
ショッピング支払いでは、2回払いまでは金利が掛からず、分割払いも回数が少なければ少ないほど金利も低くて済みます。
一方、クレジットカードをキャッシングで利用した場合には、ショッピングとは異なる金利が適用されます。
クレジットカードのキャッシング支払方法はほとんどが一括払いかリボルビング払いの二択で、一括払いでも金利が掛かってきます。
例)代表的なクレジットカードのキャッシング金利カード名 | 貸付金利 |
---|---|
三井住友VISA クラシックカード |
18.0% |
JCB一般カード | 15.0%~18.0% |
ショッピングの金利は低いのですが、クレジットカードのキャッシング金利はほとんどの場合、貸付金利の最大値である18.0%が掛かります。
つまり、クレジットカードでキャッシングをするより、プロミスでキャッシングをする方が金利は低いということになります。
利用限度額はプロミス?それともクレジットカード?
プロミス >= クレジットカード
プロミスは、最大の利用限度額が500万円です。
審査の状況が良ければ、多額利用ができるということになります。
しかしクレジットカードの場合、キャッシング機能はあくまでもおまけのようなものです。
例えステータスの高いクレジットカードでかなり大きいショッピング枠が付いていたとしても、キャッシング枠はそれほど大きくなりません。
キャッシング枠が大きなものだとJCBの様に利用限度額が500万円のものもありますが、ほとんどのクレジットカードでは利用限度額は100万円以下になっています。
利用限度額はJCBの様にプロミスカードと互角なものもありますが、ほとんどの場合はプロミスの方が利用限度額は大きいです。
なお、クレジットカードのアメックスは、キャッシング機能を廃止しました。
やはり、クレジットカードのメインはショッピングなので、現金でお金を借りることには向いていないのです。
維持費を比較
プロミス > クレジットカード
プロミスは、プロミスカード(キャッシングカード)を作っても手数料も年会費も一切掛かりません。
維持費や管理費が掛からないので、万一の入り用に備えて取りあえずカードを作っておくという事が出来ます。
一方、クレジットカードは、年会費が無料の物もごく一部にはありますが、一般的には年会費は安い物でも年間で千円程度は掛かります。
つまり、クレジットカードは使わないで持っているだけでも、お金が掛かってしまうという事です。
お金を借りたいと考えている方は、家計にあまり余裕がないはずですから、支出は少しでも減らいたいところです。
維持費を比較すると、年会費がないプロミスの方がクレジットカードより勝っています。
借入れと返済のしやすさは?
プロミス > クレジットカード
お金を借りる事を目的とするなら、お金の借りやすさと返済のしやすさは重要な事柄です。
お金の借りやすさを比較
借入方法を比較してみると、クレジットカードの場合は、一般的には無料で利用できる借入れ方法は銀行口座への振込みしかありません。
一方、プロミスだと、銀行口座への振込以外にプロミスATMと三井住友銀行ATMで手数料無料でお金を借りる事が出来ます。
プロミスATMは約1,000台、そして三井住友銀行ATMは約6,500台もありあります。
つまり、プロミスでは無料で使えるATMが日本全国に約7,500台もあるという事です。
プロミスATMと三井住友銀行ATMの設置場所は、プロミス公式サイトの「店舗・ATM検索」機能を利用することで、簡単に自分にとって利便性の良いATMを探し出すことが出来ます。
なお、プロミスもクレジットカードもコンビニエンスストア店舗内や銀行内に設置されている提携ATMを利用する事もできますが、下表の手数料が掛かってしまいます
提携ATM利用手数料取引金額1万円未満 | 取引金額1万円超 |
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110円(税込) | 220円(税込) |
無料で利用できる借入れ方法は、圧倒的にプロミスの方が利用しやすいです。
土曜・日曜・祝日の借入れのしやすさは
クレジットカードの場合、一般的に無料で借入れできる方法は、指定した銀行口座への銀行振込しかありません。
銀行振込は、銀行が休業日の土日祝日に振込手続きを依頼した場合、銀行の営業日になるまで振込処理は行われません。
つまり、土日祝日だと銀行振込でお金を借りようとした場合、すぐにお金を借りることは出来ないという事です。
クレジットカードでの借入れは、土日祝日でもATMを利用することが出来ますが、その場合は、所定の利用手数料が掛かります。
プロミスの場合は、土日祝日でもプロミスATMや三井住友銀行ATMを利用すれば手数料なしでお金を借りる事が出来ます。
土日祝日のお金の借りやすさは、クレジットカードよりプロミスの方が優れています。
お金の返しやすさを比較
借りたお金の返済には、約定返済と随時返済があります。
約定返済とは、毎月1回、期限日までに必ず返済をしなければならない支払いの事です。
また、随時返済とは、ボーナスが出たなど資金的に余裕があった場合に、自由に追加で支払いを行う繰上げ返済の事です。
クレジットカードは、手数料なしで返済できる方法は、約定返済用の口座振替しかありません。
クレジットカードで借入したお金を早く返すために随時返済を行うには、手数料が有料となる銀行振込またはATMを利用するしかないのです。
プロミスの場合は、約定返済用の口座振替は当然、手数料なしで利用できます。
さらに、プロミスでは随時返済用に手数料無料の「インターネット返済」、「プロミスATM」、「三井住友銀行ATM」、「マルチメディア端末」と多様な返済方法が用意されています。
そのため、プロミスでは随時返済を手数料なしで気軽に行うことが出来ます。
お金の返しやすさは、バラエティに富んだ無料の返済方法が用意されているプロミスの方が優れていると言えます。
毎月の最低返済額は?
プロミス = クレジットカード
プロミスとクレジットカードでキャッシングをした場合の借入残高に対する月々の約定返済額は下表の様になります。
月々の約定返済額借入残高 | プロミス | VISA(※1) | JCB(※2) |
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5万円 | 2,000円 | 10,000円 | 5,000円 |
10万円 | 4,000円 | 10,000円 | 5,000円 |
30万円 | 11,000円 | 20,000円 | 10,000円 |
同じ借入残高の場合、クレジットカードよりプロミスの方が圧倒的に月々の返済額が少なくて済むことが分かります。
金銭的に余裕が無い時には、返済額が少ない方が助かるのですが、その反面、月々の返済額が少ないと完済までに時間が掛かってしまいます。
完済に時間が掛かるという事は、支払わなければならない総利息額は増えてしまうという事を意味します。
つまり、早期完済を目指すなら、プロミスの方がクレジットカードより、より積極的に随時返済を行い、早く借入金の元本を減らす必要があるという事です。
約定返済の金額は、多い、少ない、どちらの場合でも一長一短があります。
そのため、約定返済の金額でプロミスとクレジットカードを比較した場合、どちらの方が良いとは判断できません。
そのため、この勝負は引き分けです。
※1:三井住友銀行VISAクラシックカードのデータです。
※2:JCB一般カードのデータです。
お金を借りるならやっぱりクレカよりプロミス
プロミス > クレジットカード
現金を借りる目的でカードを作るなら、プロミスカードの方がお得で便利です。
クレジットカードのキャッシング機能はあくまでも付加的機能なので、借入れ、返済時の利便性はあまり良くありません。
また、クレジットカードのキャッシング枠は、利用限度額を少額しか設定して貰えない事も多く、お金が必要な人にとってはすぐに借入枠が足りなくなってしまいます。
プロミスカードとクレジットカードの両方を持っているなら、キャッシングはプロミスカードを優先して使った方が良いです。
もしクレジットカードしか持っていないのなら、プロミスに新規借入れの申込みをしてプロミスカードを作っておいた方がお得にお金を借りる事が出来ます。
プロミスの新規借入れ申込みは無料でできるし、カードも無料で発行をして貰うことが出来ます。
また、プロミスは、年会費や管理費もないので、プロミスカードを所有していてもお金は掛かりません。
→ プロミス申込み
プロミスの会員向け優待サービス
クレジットカードと言えば、カードよってはショッピングをすることで貯まるポイントやマイレージなどの付帯サービスが有名です。
実は、プロミスにも似たようなプロミス会員向けの優待サービスがあります。
ここでは、プロミス会員向け優待サービスの一例をご紹介します。
プロミスの30日間無利息サービス
プロミスの30日間無利息サービスとは、30日間金利0円でプロミスからお金を借りる事ができる、お財布に優しいサービスです。
利用条件は、「プロミスを初めて利用する方」で、「プロミスにEメールアドレスを登録」し、「取引明細の確認方法で[Web明細]を選択する」の3つの要件があります。
初回借入日の翌日から30日間のカウントが始まるので、初めての借入れはお得に利用することが出来ます。
30日間無利息サービスの利用で減らすことができた利息支払分は元本の返済に充当されるので、早期返済にも繋がります。
プロミスのポイントサービス
プロミス会員になると専用ポイントサービスを利用できます。
プロミスのポイントは、インターネット会員サービスにログインしたり、会員サービス内の「プロミスからのお知らせ」の確認、収入証明書をプロミスに提出するなどで獲得することが出来ます。
獲得したポイントは、「提携ATM手数料無料サービス」、または「無利息サービス」で使うことが出来ます。
プロミスのポイントサービスのメリットは、プロミスからの借入額とは関係なしでポイントを獲得できるという点です。
クレジットカードでポイントを獲得するには、買い物をしてお金を使わなければなりませんが、プロミスのポイントは、自分のお金を使うことなくポイントを貯めることが出来ます。
【まとめ】
- クレジットカードの貸付金利は18.0%が多く、プロミスで借りた方が得となる場合が多い
- 一般的にクレカとプロミスの利用限度額を比較すると、プロミスの方が高いのでプロミスの方が高額借入れしやすい
- 一般的にクレジットカードには年会費が必要だが、プロミスには年会費が無く維持費が掛からない
- キャッシングの際の借入・返済方法は、クレジットカードよりプロミスの方が種類が多く使いやすい
- 総合的に考えて、お金を借りるならクレジットカードよりプロミスを利用すべき
- プロミスにはポイントが貯まったり、お得に宿泊やレジャーなどを楽しめる会員向け優待サービスがある