オリックス銀行カードローン借り換え・まとめローン向きだが審査に注意

オリックス銀行カードローンでおまとめしようと考えている人が増えています。

借入先が1社のときは気も楽ですが、2社、3社と増えてくるとストレスも大きくなります。

特にカードローンは気がついたら複数の借入先に増えていることもよくあり、借入先が多いと毎月支払わなくてはならない金利手数料も大変です。

複数借入先があると借金額も把握しづらくなるため、返済困難に陥ることもよくあります。

返済状況が悪化する前に、複数ある借入先はまとめた方が便利です。

オリックス銀行カードローンはおまとめ向きだと言われていますが、注意しなくてはいけない点も色々とあります。

オリックス銀行カードローンがおまとめ向きだと言われているのには、以下の理由があります。

借金をおまとめするために金融商品を選ぶ時に大切な条件は、まず金利が低いことです。

金利がさほど低くないローンでまとめても、返済は楽にならず意味がありません。

オリックス銀行カードローンは金利が1.7％～17.8％で、借入金額に応じて金利が変動します。

少額を借りる場合はさほど低金利ではないのですが、おまとめをして借入金額が大きくなれば低金利で借りられる可能性が高いです。

例えばA社とB社にそれぞれ50万円、年利17.8％で借りていたとします。

でもオリックス銀行カードローンは、利用限度額が100万円の場合、上限の貸付金利は14.8％なので、オリックス銀行カードローンで1つにまとめれば、金利は14.8％以下になることは確実です。

借入総額は100万円で変わりませんが、1つにまとめるのと分散させてしまうのではこんなに金利が変わってしまうのです。

小さな額をあちこちに複数借りてしまうと高金利になり利息がかさんでしまうので、借金の一本化はとてもメリットがあるのです。

しかもオリックス銀行カードローンは担保や保証人が不要、保証会社は2つあるため借りられる可能性が広がります。

だからオリックス銀行カードローンは借り換えやおまとめローンとしてピッタリなのです。

※１：総量規制とは、貸金業者の個人への貸付額を規制する法律で、個人の年収の１/３を超えてお金を貸してはならないとする法律です。キャッシング会社やクレジット会社に適用されます。

おまとめとは、複数の借入を1つにまとめることを指します。

それに対して、借り換えは単に借入先を変更する事のみを指します。 AからBへ単独で借入先を乗り換えることを、借り換えと呼びます。

金利の高いところから低いところへ借り換えをすれば、それだけ金利手数料が減り元金に多く返済ができます。 元金に多く返済ができればその分、返済期間を短縮できます。

複数の借入先を一つにまとめる「おまとめローン」はその利点に加え、一本化することで借金の管理がしやすくなるというメリットがあります。

一般的におまとめローンは総量規制対象外(総量規制の例外)なので、審査は割と通過しやすくなります。

一方、消費者金融A社から消費者金融B社への単独での借り換えは総量規制の対象になるため、収入が少ない人だと審査通過するのは厳しいです。

オリックス銀行カードローンは、総量規制対象外の金融商品となっています。

オリックス銀行カードローンは、おまとめや借り換えにも対応していますので、複数の借入を一本化しようと考えている人にはピッタリの商品なのです。

オリックス銀行は消費者金融ではなく銀行なので、総量規制の対象外です。

そしてオリックス銀行カードローンは、おまとめや借り換えにも対応をしています。

そのため、複数借入がある人にとっては、借金を一本化するための借入先としてオリックス銀行カードローンは適切だと言えます。

ただし、だからといって複数借入がある人が必ずオリックス銀行カードローンの審査に通るということではありません。

おまとめをするということは、既に借入先が複数あるということになります。 一般的におまとめで利用する場合には、希望借入額も大きなものとなるでしょう。

カードローンの審査では、他社の借入数や借入金額が重要なポイントとなります。 そのため、収入に対しあまりにも借入額が多すぎる人は審査に通過できないのです。

低金利のローンにどうしても一本化したいと考え、おまとめ目的で複数の金融機関にカードローンを申込む人がいます。

この場合、オリックス銀行カードローンに申込む前に他のおまとめローンの審査に落ちている人は、審査に通らない可能性があります。

なぜなら、他社への申込履歴は信用情報機関(※２)に約6ヶ月間保管されるからです。

短期間での複数申込履歴は、申込ブラックと言われ信用度を下げてしまいます。 それに既に他社で落ちてしまっている人は、それだけ返済能力が低いと判断されていると考えられます。

残念ながら、借金の一本化は返済が悪化する前に申込む必要があります。 返済が既にできない状態ではおまとめではなく、債務整理を検討するべきです。

返済が厳しくなりつつある方の場合、それでもまだおまとめ専用のローンだと複数借入の一本化に特化しているため、単に低金利のローンを借りるよりは多少は借りやすくなるのではと思われます。

※２：信用情報機関とは、金融業界共通で利用されている個人の信用情報を確認するための機関で、銀行は個人の借入情報や金融事故情報などを参照することができます。

オリックス銀行カードローンへの再申込み

「借金をまとめるならオリックス銀行カードローンしかない!」と思っている人は、申込時に失敗しないように気を付けましょう。

なぜなら、一度オリックス銀行カードローンへ申し込むと6ヶ月間はその申込情報が残り、その間は再度の申込みができないからです。

オリックス銀行カードローンへ借金をまとめる目的で申込む場合も、申込情報の取り扱いは同じです。

オリックス銀行カードローン申込みサイトでの情報入力

オリックス銀行カードローンへの申込み方法ですが、まずは公式サイトから申込みをし、必要事項をすべて入力して送信をしましょう。

メールアドレスや電話番号などを間違えてしまうと折り返しの連絡ができないため、情報に誤りがないかチェックが必要です。

この時に大事なのは、借入資金の使用目的をきちんと説明するということです。 オリックス銀行カードローンの申込みには、資金の使用目的を問う項目があります。

事業資金としての融資は不可なので、基本的に事業資金でなければなんでもいいのですが、おまとめや借り換え目的であればちゃんとその旨を明記する必要があります。

そうすればオリックス銀行は、資金用途がおまとめ目的だとして考慮し、審査をしてくれます。

オリックス銀行カードローンはおまとめ専用の商品という訳ではありませんが、申込フォームの「ご利用の目的」という項目で「借りかえ」を選択すれば大丈夫です。

複数ある借入先を一つにまとめるということは、返済日も1つにまとめられ借金の管理がしやすくなります。

しかし闇雲にまとめても、必ず支払いが楽になるという訳ではありません。

まず１つ目に大事なことは、今の借入よりも低金利のローンで借り換え無くてはいけないという事です。

オリックス銀行カードローンならまず間違いはないでしょうが、既に低金利の他の銀行カードローンを利用しているならあまり意味はないでしょう。

そして２つ目に大事な事は、月々の返済額の負担が大きくならないという点です。

おまとめすることで月々の返済額が増えてしまい、負担が大きくなってしまったために結局他で借金する羽目になってしまうケースもあるからです。

おまとめをする際には必ず前もって返済シミュレーションをし、確実に返済し続けられる計画を立てられるかを確認しましょう。

また、オリックス銀行カードローンはおまとめに対応しているものの、おまとめ専用のカードローンではありません。

おまとめ専用のローンの場合、審査の際に他の借入を証明するための書類が必要になる場合がありますが、オリックス銀行カードローンでは不要です。

オリックス銀行カードローンは審査に通過して融資を受けた後は、自らが他の借入先に返済をしなくてはなりません。

おまとめ目的で借りたのに、もし他の借入先に返済しなかったら、借金は倍になってしまうだけです。

おまとめ目的でオリックス銀行カードローンを借りるなら、必ず他の借入先を完済させましょう。

そのためにもしっかりとした返済計画を事前に立てる事は非常に大事なのです。